
こんにちは、たま企画室です。
今日は、最近あらためて犬島石の丁場を訪れたときのお話をさせていただこうと思います。
以前のブログ「犬島石のこと」でもご紹介しましたが、今回は少し違った目的で丁場を見に行く機会がありました。
というのも、今回は景石(けいせき)用として犬島石を検討する案件があったからです。
まず景石とはどういうものなのか、簡単にご説明したいと思います。
景石とは、お墓の材料とは異なり、庭や敷地の中に据え、風景の一部として石そのものの存在感を楽しむための石のことをいいます。
形を整えて使う石材とは違い、自然がつくり出した表情や佇まいを生かして用いられるのが特徴です。
そのため、今回の丁場では、寸法や加工のことよりも、石そのものの佇まいを意識しながら見ることになりました。
丸っこい石、四角っぽい石、三角っぽい石、溶けてしまいそうな石、色彩豊かな石、主張しすぎない石。
一つひとつに個性があり、同じ犬島石でも、見え方は本当にさまざまです。






景石として使うことを思い浮かべながら丁場を歩いていると、「どの石をどう据えるか」ではなく、「この石は、どんな場所に立つと気持ちがいいだろうか」そんなことを考える時間になっていました。
そうして丁場を歩いているうちに、気がつけば、すっかり自分自身が石を見る時間を楽しんでしまい、なんとも満足感の残る丁場見学となりました。
丁場を後にする頃には、「やはり犬島石は、丁場で向き合ってこそ、その良さがわかる石だな」そんな思いを、あらためて抱いていました。





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