たま企画室

個性を形にするデザイン墓|魅力と制作の流れ


デザイン墓 tenzanishi 天山石

こんにちは、たま企画室です。
今日は、石材店様からデザイン墓のご注文をいただきましたので、そのことについて少しお話ししたいと思います。
今回のデザインは、石材店様のオリジナルデザインです。そのため、私の主な役割は図面の作成や加工方法の検討となります。
ところで、デザイン墓とはどのようなお墓なのでしょうか? まずは、デザイン墓について簡単にご説明します。

デザイン墓とは?特徴と魅力を解説
デザイン墓とは、従来の墓石の形にとらわれず、自由な発想でデザインされたお墓のことを指します。例えば、曲線を活かしたデザインやモニュメントのような造形、個人の趣味や想いを反映した独自のデザインなど、さまざまな形があります。
また、使用する石材や仕上げ方法にも特徴があり、一般的な花崗岩(かこうがん)だけでなく、異なる種類の石を組み合わせたり、ガラスや金属といった異素材を取り入れたりすることもあります。仕上げ方法によっても印象が変わるため、デザインの意図を活かすために最適な加工を選ぶことが重要です。

デザイン墓に手仕事の風合いを|ノミ切り加工の魅力
今回ご依頼いただいたデザイン墓も、個性的な要素が盛り込まれたお墓となっており、各部材にノミ切り加工を施すため、加工の順番を慎重に考えながら作業を進めました。ノミ切り加工は、表面に味わいのある凹凸を生み出し、手仕事ならではの風合いを感じられる仕上がりになります。
ノミ切り加工は、職人が一打ずつ丁寧に刻みながら表面を整えていく技法です。機械加工では再現できない微妙な凹凸が生まれ、光の当たり方によってさまざまな表情を見せてくれます。時間帯や天候によって陰影が変化するため、朝日や夕日が当たるとまた違った風合いが楽しめるのも魅力の一つです。
特に、今回の墓石では、やや力強いノミ跡を残すことで、デザイン全体に立体感と動きを加えています。
個人的な主観ですが、デザイン墓にこうした手仕事の要素が加わることで、より温かみのある表情になると感じています。ノミの打ち方一つで印象が変わるため、職人の技術と感性が大きく影響します。機械では出せない独特の質感が、時間とともに味わいを増し、ご家族にとって特別なお墓へと育っていくのではないでしょうか。

完成したデザイン墓のご紹介
今回の墓石はシンプルながらも、ノミ切り加工によって光の加減で表情が変わり、陰影が生まれることで立体感が際立つ仕上がりとなりました。完成した姿を前に、設計段階では想像しきれなかった質感や表情を感じ、改めて石の奥深さを実感しました。石材店様にも喜んでいただき、やりがいのある仕事となったことを嬉しく思います。この豊かな表情が、故人を偲ぶ場に温かさを添え、訪れる方々にやすらぎを感じていただければ幸いです。

デザイン墓に込められた想いとその魅力
デザイン墓は、それぞれのお墓に込められた想いやストーリーが色濃く反映されるのが魅力です。もし「こんなお墓を作ってみたい」「こういうデザインは可能ですか?」といったご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。質問やご意見がございましたら、お気軽にコメントやお問い合わせをいただければ幸いです。今後とも、たま企画室をどうぞよろしくお願いいたします。

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