こんにちは、たま企画室です。今日は以前のブログ「犬島石のこと」でお伝えしておりました犬島石の五輪塔が完成しましたので、少し紹介させていただこうと思います。
色は【白系】と【サビ(ピンク)系】の2系統のうち、今回はサビ系で制作しました。庵治石や大島石とは違い、その温かみのある色彩が周囲の景観に溶け込み、空間に調和をもたらす一方で、自然が織りなす赤色のようなピンク色のような橙色ようなの唯一無二の模様がアクセントとなり、確かな存在感を放ちます。
この自然が織りなす美しさは、人工的なデザインでは決して再現できない、独特の魅力があり、時間をかけて育まれた自然の力を感じることができます。
今回の仕上げは本磨きとなりますが、叩き仕上げもぜひともお勧めしたい仕上げです。私の個人的な感覚ですが、磨き仕上げが似合う石は叩き仕上げが今ひとつ、逆に叩き仕上げが似合う石は磨き仕上げが今ひとつという感じですが、犬島石はどのような仕上げもよく似合うんですよね!
年内に叩き仕上げの五輪塔を制作予定ですので、その時にはぜひこのブログで紹介させていただこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。質問やご意見がございましたら、お気軽にコメントやお問い合わせをいただければ幸いです。今後とも、たま企画室をどうぞよろしくお願いいたします。